コラーゲンに期待される効果・効能

美肌に効果があるとされるコラーゲンは、女性に人気の高い成分になります。

サプリメントなどで市販されていますし、コラーゲンを含んだ食品なども紹介される機会も多くなってきていますが、決して美容のための成分ということではありません。

コラーゲンはもっと、人の身体と密着していて、人の身体の細胞を取り巻く環境の主役とも言えるのがコラーゲンなのです。

コラーゲンの新陳代謝が高まると、細胞の新陳代謝が活発となり、更に全身の新陳代謝も活発になり、結果、若々しい健康な身体になるというわけです。

従って、コラーゲンには、様々な効果効能が期待されているのです。

  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • 髪のトラブル防止効果
  • 関節痛の予防と改善
  • 血管の老化防止作用
  • 更年期障害の予防
  • がんの予防と改善
  • 骨粗鬆症の予防
  • 胃潰瘍の改善効果
  • 目のトラブルの改善
  • 免疫力の強化

様々な組み合わせから構成されるコラーゲンの種類

コラーゲンは約30種類のペプチド鎖の組み合わせによって、様々な種類がある事が分かっています。基本的にそれらは1型、2型、3型などといった数字で分類されています。コラーゲンは、分子内に三重らせん構造を持っており、細胞の外に分泌繊維やネットワークなどの構造体を作るという特徴を持つ事が全てに共通していると言えます。

ここでは、その様々な種類があるコラーゲンの中でも、主に人間の体を作っているとされる1型~5型のコラーゲンについて説明していきます。

1型は、人間の体内に最も多く含まれており、体を構成する皮膚・骨・歯・腱などの主成分となっている重要なコラーゲンです。これは、化粧品やサプリメントにも使用されています。

2型は、軟骨や関節に多く含まれ、眼の角膜や硝子体の成分でもあると言われています。

3型は、血管や皮膚や子宮に含まれており、内臓系に深く関係していると言われています。また、胎児では体内の全てのコラーゲンの中の約半分程度が3型のものだとされており、女性にとっては美容効果が最も高いために、なくてはならないものだと言えます。

4型は、上皮細胞と結合組織の間にあるとされ、表皮と真皮を繋ぐ役割を持つ基底膜に存在するものです。

5型は、血管や平滑筋や胎盤に含まれているものです。脊椎動物の線維性コラーゲンはこの5型に近いものであると言われています。

また、これらの構造に異常が見られた場合には、様々な病気や骨の異常が起こる可能性があるという事が分かっています。1型のものは、体内に一番多く含まれているものであるため、骨の形成不全を始め、皮膚や関節にも影響が及ぶとされています。2型のものは、軟骨や関節に異常が起こると言われており、3型のものでは、関節・皮膚・血管などの疾患と深く関わっており、4型は腎臓に大きく影響を及ぼす事が言えます。

このような様々な種類が存在するコラーゲンですが、これらは体外から摂取する事によって、どんどん体内で形成されていくものです。

しかし、食事のみでは適切な量を摂取する事が困難であり、サプリメントや栄養ドリンク剤などを使って補助的に補給する事が大切だと言えます。大きく分けて動物性のものと海洋性のものが存在しますが、動物性のものを使うと独特な臭いがあり、感染症などの問題が起こってしまう事もあるため、主に使われているのは、臭いが気にならなくて安全性のある海洋性のものであると言われています。

コラーゲンの効果を上げるポイント

一般的にコラーゲンは、肌のハリや艶を増したり乾燥予防に効果的とされています。その為、サプリメントで市販されたりコラーゲンを含む食品が注目されたりしています。

しかしただやみくもに摂取すれば良いと言うわけでもなく、より効果を高める方法で摂取する事が重要なポイントになります。

摂取する時間帯や働きを半減させないための方法など様々なものがありますので、十分な知識を身につけることが最大限のコラーゲン効果を得るために必要な事だと言えます。

まずは摂取する時間帯ですが、就寝前に摂取する事が良いとされています。

基本的に睡眠中は副交感神経が優位になっているので、腸の働きが活発になっています。なので、効率的に栄養素を吸収できる状態になっています。

また22:00から2:00の間は成長ホルモンの分泌が盛んになるゴールデンタイムと呼ばれています。したがって就寝前にコラーゲンを摂取したら、22:00までに眠る事が重要なポイントになります。

次にコラーゲンの働きを助長する食品を一緒に摂ることがポイントになります。

例えばビタミンCは体内でコラーゲンの生成や吸収を助ける働きがありますし、優れた保水効果を持つヒアルロン酸は同時に摂取する事で相乗効果が生まれるとされています。

また、ニンニクは分子構造が似ているので効果を高めるとされています。

次に糖分の過剰摂取を控える必要があります。

これは基本的に健康のためにも推奨されますが、コラーゲンの効果に関しても控えた方が良いとされています。

糖分を過剰に摂取してしまうと体内で結合して糖化してしまいます。そうなってしまうと十分な働きが期待できなくなってしまいますので、糖分の過剰摂取は避けた方が良いと言えます。

ただし糖分は生きる上で必要な栄養素でもありますので、完全に排除してしまうのではなく適量は心掛ける事が重要なポイントになります。

そして、紫外線への対策も重要になります。

一般的に肌が浴びる紫外線は、そのほとんどが紫外線A波と呼ばれるものになります。この紫外線A波は真皮のコラーゲン繊維を破壊する働きがありますので、真皮が弱ってしまいます。弱ってしまった真皮は保水力や新陳代謝が極端に低下してしまうので、摂取してもほとんど効果が発揮できない状態になってしまいます。

したがって外出時には日傘や日よけ帽子などで紫外線対策を行い、紫外線A波から肌を守ることが非常に有効な手段になると言えます。

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